腰痛(身体の痛み)をながびかせる5つの行動とは?【画像付き】

ネット社会の現在においてはネットを開けば、あふれんばかりの情報がありますよね。

でもその情報や対処法、どれを信じていいものか、皆さん混乱されていることと思います。

今回は、腰痛(身体の痛み)の痛みをながびかせる5つの行動と題して実際に数多くの方を対象に実証済みの、確かなものばかりをピックアップしてお話します。

それでは早速行ってみましょう!!

腰痛(身体の痛み)をながびかせる5つの行動

◆その1、筋トレ◆

腰痛で病院に行くと必ずと言っていいほど「腹筋、背筋を鍛えて支えると腰痛が治ります」ということを言われます。

確かに、筋肉はあるに越したことはありませんし、健康維持においてはある程度の筋肉量があった方がいいのは間違いありません。

しかし、腰痛の原因は筋肉によるものがほとんどなので(悪性腫瘍、骨折、感染症などは除きます)、トラブルを抱えた筋肉を鍛えるなどの行為は、身体をもっと壊してしまい腰痛の治りを妨げる要因になります。

つまり、筋トレは腰痛の原因である筋肉を一度きれいに治してから行うというのが結論になります。

◆その2、過度なストレッチ◆


「腰を治したければストレッチをしなさい」・・・

ほんとに治るんでしょうか?

ストレッチをすることはもちろんいいことですが、激しいストレッチをすることはこれもまた、治らない要因の一つです。

筋肉には人それぞれの持つ柔軟性があります。

ご自分のマックスの柔軟性を超えてのストレッチは伸張反射を引き起こし、筋肉の状態は悪くなっていきます。

ストレッチは70%くらいで行うのが一番適しています。深呼吸をしながら吐く息とともに気持ちいい位でやりましょう。

◆その3、睡眠不足◆

身体に痛みがある方にとって睡眠不足はよくありません。

激痛で眠れないという方はいたしかたないですが、そうでない方はしっかり睡眠をとることが大切です。

私たちの身体は、睡眠時には副交感神経が優位になっています。

つまりリラックスしている状態です。

このリラックスした状態を維持することが治りをよくします。

◆その4、栄養不足◆

栄養素が不足することによって腰痛をはじめとするあらゆる痛みが治りづらくなります。

栄養素不足は見逃すことのできないポイントです。下図をご覧ください。
これは、慢性痛のある方が1日に必要とする栄養素を示したものです。

続いては栄養素のチェックシートです。

下の問いに答えてご自分が栄養素不足かどうかチェックしてみてください。

【Aグループ】低血糖

  1. 甘い物、スナック菓子、清涼飲料水をほぼ毎日摂る
  2. 空腹感を感じおやつを食べる事が多い
  3. 夜中に目が覚めて、何か食べることがある
  4. 夕方に強い眠気を感じたり、集中力が落ちる
  5. 体重の増減が激しい
  6. 体重が増えてきた、または痩せにくくなった
  7. イライラや不安感が甘い物で良くなった事がある
  8. 頭痛、動悸、しびれなどが甘い物で良くなった事がある。
  9. 血縁者に糖尿病の人がいる
  10. 抗うつ剤や抗不安薬であきらかな改善がみられない

【Bグループ】鉄分

  1. 立ちくらみ、めまい、耳鳴りがする
  2. 肩こり、背部痛、関節痛、筋肉痛がある
  3. 頭痛、頭重になりやすい
  4. 力が弱くなった
  5. よくあざができる
  6. のどに不快感(つかえ感)がある
  7. 階段を登ると疲れる
  8. 夕方に疲れて横になることがある
  9. 生理前に不調になる
  10. 生理の出血量が多い

【Cグループ】亜鉛

  1. 風邪をひきやすい
  2. 洗髪時、髪が抜けやすい
  3. 食欲不振になりやすい
  4. 肌が乾燥しやすい
  5. 傷の治りが悪い、痕が残りやすい
  6. 爪に白い斑点がある
  7. 味覚や嗅覚が鈍い
  8. 性欲が落ちた
  9. ネックレスなどで皮膚炎になる
  10. 傷や虫さされが化膿しやすい

【Dグループ】ビタミンB群

  1. アルコールをよく飲む
  2. 音に敏感だ
  3. イライラしやすい
  4. 集中力が続かない
  5. 記憶力が衰えてきた
  6. よく悪夢を見る
  7. テレビがわずらわしい
  8. 本を読んでも頭に入らない、興味が湧かない
  9. 寝ても疲れがとれない、とにかく疲れる
  10. 口内炎がよくできる

経験上のお話をすると、糖質過多な方は糖質を制限することをお勧めします。

いきなり完全に断糖というのはストレスになるので、晩御飯のときの炭水化物を抜くことから始めてみると良いでしょう。

その5、安静にする

「痛いときは安静にするのが一番です」
果たしてほんとにそうなのでしょうか?下記をご覧ください

これは急性腰痛つまりぎっくり腰に関してのデータですが、寝ていてもよくなりませんということを言っています。

痛くても動ける範囲で動いていた方が治りが早いですということです。

実際に当院のぎっくり腰の患者さんを見ていても「寝ていると固まってきてとても痛いんです」とおっしゃる方がほとんどです。

慢性的に痛みがある方も同じようなことが言えると思います。痛いからと何もしないでじーーっとしていると心も、身体も病んできます。

できる範囲で大丈夫ですので、少し痛みがあっても動ける範囲で動いてみてください。

◆まとめ◆

ここまで見てきたように、今までご自分がいいと思っていたことが実は、身体を治りづらくしていたということにお気づきいただけた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

是非参考になさってください。

そして皆様がつらい痛みから解放されることを願っています!

お問い合わせについて

電話番号092-674-2633

電話をかける

▲ページトップに戻る